ソーラー式視線誘導標 ブリンクフープ
Outline




ソーラー式視線誘導標「ブリンクフープ」は、太陽の光で充電して光る、輪っか型の視線誘導標です。視界の悪い場所でもやさしい光で道を示し、カーブや道路の形をわかりやすく伝えて、安全をサポートします。設置作業も簡易に行え、現場の安全対策としても即戦力となる製品です。オンラインショップからも手軽にご購入いただけます。
Features
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クルマのテールランプにも使われる技術を応用ブリンクフープは、LEDの光を特殊な導光棒に通すことで、リング状に均一かつ広範囲に光を拡散させる仕組みです。この導光構造により、横や斜めからでも視認性が落ちず、あらゆる方向から高い視認性を実現しています。また、使用しているのは、人間の目が最も明るく感じる緑色LED。夜間や雨天などの悪条件でも、ドライバーや作業者の注意を引きます。
LEDなどの光源から入れた光を、棒や板の中で拡散・反射させて表面を光らせる技術。車のテールランプやスキャナーの読み取りロッド、照明機器などにも多く使われている信頼性の高い光制御技術です。
ブリンクフープ 発光原理図 -
点滅がピッタリ揃うから、光が線(ライン)に見えるブリンクフープは、複数設置しても点滅タイミングがズレません。標準電波(JJY)をもとに、すべてのユニットがぴったり同時に点滅するよう制御されており、光がつながって見えることで、道路のカーブや線(ライン)形が自然に浮かび上がるように見えます。この“動きのある光”が、人の視線を自然と誘導するため、注意喚起や安全誘導に非常に効果的です。
標準電波(JJY)は、情報通信研究機構(NICT)が送信する日本標準時および周波数基準の信号で、全国に安定した時刻情報を提供します。ブリンクフープはこの信号を用いることで、各ユニットの点滅が高精度で同期され、連続性のある視覚効果を生み出します。
各送信所の位置と受信可能範囲の目安 -
曇り空でも頼れる発電性能搭載したソーラーパネルは低照度下でも効率的に発電できる高性能タイプを採用。曇天や雨天の日でも安定して発電できるため、天候にかかわらず安心して使用できます。晴天時なら、晴れた日なら、わずか約1時間でフル充電。その後は約14.5時間連続動作が可能です。
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バッテリー交換いらずで、長く安心繰り返しの充放電に強く、長寿命な電気二重層コンデンサを採用。バッテリーのような定期交換が不要で、繰り返しの充放電にも強く、長く安定して使えます。メンテナンス負担を大幅に軽減できます。
電気二重層とは、電極と電解液の界面に正負の電荷が分かれて蓄積される構造で、化学反応を使わずにエネルギーを蓄えるため、繰り返しの使用にも強く長寿命です。使い終わったあとも、特別な処分や法的な規制がなく廃棄できます。
二次電池 基本性能比較 鉛シール電池 ニッケルカドミウム電池 電気二重層コンデンサ 電極材料 (+)PbO2 (-)Pb (+)NiOOH (-)Cd 活性炭 起電方法 化学反応 化学反応 イオン吸着・離脱 充電時間 数時間 数時間 数秒 充放電寿命 200~1000回 500回 原理的に無制限 充放電の制限 あり あり なし
ブリンクフープの設置におすすめの場所
こんな場所に設置すると、より効果を発揮します:
- 発光点滅によって、視線誘導や注意喚起が必要な場所
- 霧や吹雪などで視界が悪くなりやすい場所
- 急カーブなど、道路の形がわかりにくい場所
- 過去に交通事故が多発している危険箇所
Structure

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太陽の光でしっかり発電日中はソーラーパネルが太陽光を電気に変え、電気二重層コンデンサに蓄えます。
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暗くなると、自動で点滅スタート!周囲が暗くなると、自動的にLEDが点滅を始めます。スイッチ操作は不要です。
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みんなピッタリ同じタイミングで光る標準電波(JJY)を受信することで、複数のブリンクフープが同じタイミングで点滅します。これにより、線状の光が自然にできて、視線誘導効果がアップ!
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明るくなったら、自動でストップ朝や明るい場所になると、LEDの点滅は自動で消灯。無駄な電力を使いません。
Spec
項目 | 規格・仕様 |
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太陽電池 | アモルファスシリコン太陽電池 |
蓄電装置 | 電気二重層コンデンサ |
LED | 緑2個 |
LED1球あたり輝度 | 30,000mcd以上 |
本体ケース | ポリカーボネイト樹脂加工品 |
点滅周期 | 約120回/分 |
作動時間 | 日没時自動点滅開始、日昇時自動消灯 |
同期装置 | 標準電波(JJY)受信 |
使用温度 | -20℃~+70℃ |
充電時間 | 南向30°快晴時60分以内 |
外形寸法 | Φ80、厚さ18㎜ |
質量 | 73g |
Procedure
既存の反射式視線誘導標へ取り付ける施工手順を提示しています。表面が平らでテープ貼り付け面積(φ70mm)を確保できれば、どんな場所にも設置できます。

①取り付け面をキレイにする
厚手のウェットシートで取り付ける場所の汚れをしっかり拭き取り、そのあとドライシートで乾拭きします。

②テープのはく離紙をはがす
本体裏側についている構造用接合テープのはく離紙をはがします。

③テープのはく離紙をはがす
本体側面にある▲マーク(電波アンテナの位置目印)を上向きにして、そのまま押しつけるようにしっかり貼り付けてください。

④施工完了まで約10分
1基あたりの施工時間はおよそ10分。特別な工具や作業は必要ありません
必要工具など | 数量 | 単位 |
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厚手ウェットシート(20枚入) | 1 | 個 |
ドライシート(30枚入) | 1 | 個 |
手さげ付ポリ袋(Mサイズ) | 1 | 枚 |
ご希望の場所に合わせて、最適な取り付け方法をご提案します
ブリンクフープは、貼り付け以外にも、バンドや金具を使った設置も可能です。この場所に取り付けたいけど、ちゃんと付くかな?」というときも、設置場所に応じた方法をご提案いたします。図面や現場写真などがあると、より具体的にイメージを共有できますので、まずはお気軽にご相談ください!
FAQ
【AMラジオでのチェック方法(目安)】
- AMラジオを一番低い周波数(530kHz付近)に合わせます。
- 電源を入れて、ザーザーというノイズ音を確認します。
- ノイズが小さいほど、標準電波(JJY)が届きやすい環境です。
- 逆に、ノイズが大きい場合は電波が届きにくい可能性があります。
- 貼りつけ面がデコボコしている場合
- テープを貼れる平らな部分が小さすぎる場合(直径68mmより小さい場合)
Videos
サムネイルをクリックすると動画ファイルが開きます。

ブリンクフープ 製品紹介
Sample
ブリンクフープの均一発光を、まずはお試しください!当社では、法人様向けにブリンクフープのサンプル貸出を行っております。実際に製品を手にとって、その明るさや耐久性をご確認いただけます。
こんなお客様におすすめです
- 夜間作業の安全性を高めたい方
- 新しい製品を導入したい方
- 実際の光り方を設置場所で確認したい方
対象 | 法人のお客様 |
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期間 | 貸出先1件につき、お届け日から2週間 |
送料 | お届けは弊社負担、返却はご負担ください |
お申し込み | お電話、FAX、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください |