ソーラー式視線誘導標 ブリンクフープ

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ソーラー式視線誘導標 ブリンクフープ
ソーラー式視線誘導標 ブリンクフープ
ソーラー式視線誘導標 ブリンクフープ ブリンクフープ 通常時/夜間点滅時 ブリンクフープ 設置前/設置後イメージ

ソーラー式視線誘導標「ブリンクフープ」は、太陽の光で充電して光る、輪っか型の視線誘導標です。視界の悪い場所でもやさしい光で道を示し、カーブや道路の形をわかりやすく伝えて、安全をサポートします。設置作業も簡易に行え、現場の安全対策としても即戦力となる製品です。オンラインショップからも手軽にご購入いただけます。

NETIS 新技術情報提供システム(NETIS)登録 TH-220001-A ソーラー発電 夜間自動点滅 曇りでも発電 長寿命蓄電
Features
  1. クルマのテールランプにも使われる技術を応用
    ブリンクフープは、LEDの光を特殊な導光棒に通すことで、リング状に均一かつ広範囲に光を拡散させる仕組みです。この導光構造により、横や斜めからでも視認性が落ちず、あらゆる方向から高い視認性を実現しています。また、使用しているのは、人間の目が最も明るく感じる緑色LED。夜間や雨天などの悪条件でも、ドライバーや作業者の注意を引きます。

    LEDなどの光源から入れた光を、棒や板の中で拡散・反射させて表面を光らせる技術。車のテールランプやスキャナーの読み取りロッド、照明機器などにも多く使われている信頼性の高い光制御技術です。

    ブリンクフープ 発光原理図
    ブリンクフープ 発光原理図
  2. 点滅がピッタリ揃うから、光が線(ライン)に見える
    ブリンクフープは、複数設置しても点滅タイミングがズレません。標準電波(JJY)をもとに、すべてのユニットがぴったり同時に点滅するよう制御されており、光がつながって見えることで、道路のカーブや線(ライン)形が自然に浮かび上がるように見えます。この“動きのある光”が、人の視線を自然と誘導するため、注意喚起や安全誘導に非常に効果的です。

    標準電波(JJY)は、情報通信研究機構(NICT)が送信する日本標準時および周波数基準の信号で、全国に安定した時刻情報を提供します。ブリンクフープはこの信号を用いることで、各ユニットの点滅が高精度で同期され、連続性のある視覚効果を生み出します。

    各送信所の位置と受信可能範囲の目安
    各送信所の位置と受信可能範囲の目安
  3. 曇り空でも頼れる発電性能
    搭載したソーラーパネルは低照度下でも効率的に発電できる高性能タイプを採用。曇天や雨天の日でも安定して発電できるため、天候にかかわらず安心して使用できます。晴天時なら、晴れた日なら、わずか約1時間でフル充電。その後は約14.5時間連続動作が可能です。
  4. バッテリー交換いらずで、長く安心
    繰り返しの充放電に強く、長寿命な電気二重層コンデンサを採用。バッテリーのような定期交換が不要で、繰り返しの充放電にも強く、長く安定して使えます。メンテナンス負担を大幅に軽減できます。

    電気二重層とは、電極と電解液の界面に正負の電荷が分かれて蓄積される構造で、化学反応を使わずにエネルギーを蓄えるため、繰り返しの使用にも強く長寿命です。使い終わったあとも、特別な処分や法的な規制がなく廃棄できます。

    二次電池 基本性能比較
    鉛シール電池 ニッケルカドミウム電池 電気二重層コンデンサ
    電極材料 (+)PbO2 (-)Pb (+)NiOOH (-)Cd 活性炭
    起電方法 化学反応 化学反応 イオン吸着・離脱
    充電時間 数時間 数時間 数秒
    充放電寿命 200~1000回 500回 原理的に無制限
    充放電の制限 あり あり なし
Structure
ブリンクフープ 動作概要図
ブリンクフープ 動作概要図
  1. 太陽の光でしっかり発電
    日中はソーラーパネルが太陽光を電気に変え、電気二重層コンデンサに蓄えます。
  2. 暗くなると、自動で点滅スタート!
    周囲が暗くなると、自動的にLEDが点滅を始めます。スイッチ操作は不要です。
  3. みんなピッタリ同じタイミングで光る
    標準電波(JJY)を受信することで、複数のブリンクフープが同じタイミングで点滅します。これにより、線状の光が自然にできて、視線誘導効果がアップ!
  4. 明るくなったら、自動でストップ
    朝や明るい場所になると、LEDの点滅は自動で消灯。無駄な電力を使いません。
Spec
項目 規格・仕様
太陽電池 アモルファスシリコン太陽電池
蓄電装置 電気二重層コンデンサ
LED 緑2個
LED1球あたり輝度 30,000mcd以上
本体ケース ポリカーボネイト樹脂加工品
点滅周期 約120回/分
作動時間 日没時自動点滅開始、日昇時自動消灯
同期装置 標準電波(JJY)受信
使用温度 -20℃~+70℃
充電時間 南向30°快晴時60分以内
外形寸法 Φ80、厚さ18㎜
質量 73g
Procedure

既存の反射式視線誘導標へ取り付ける施工手順を提示しています。表面が平らでテープ貼り付け面積(φ70mm)を確保できれば、どんな場所にも設置できます。

ブリンクフープ 施工手順1
①取り付け面をキレイにする

厚手のウェットシートで取り付ける場所の汚れをしっかり拭き取り、そのあとドライシートで乾拭きします。

ブリンクフープ 施工手順2
②テープのはく離紙をはがす

本体裏側についている構造用接合テープのはく離紙をはがします。

ブリンクフープ 施工手順3
③テープのはく離紙をはがす

本体側面にある▲マーク(電波アンテナの位置目印)を上向きにして、そのまま押しつけるようにしっかり貼り付けてください。

ブリンクフープ 施工手順4
④施工完了まで約10分

1基あたりの施工時間はおよそ10分。特別な工具や作業は必要ありません

固定に必要なもの(40基当たり)
必要工具など 数量 単位
厚手ウェットシート(20枚入) 1
ドライシート(30枚入) 1
手さげ付ポリ袋(Mサイズ) 1
FAQ

人の目にいちばん“明るく・見えやすい”色が緑だからです。私たちの目は、光の色の中でも「緑」を特に明るく感じ取れる仕組みになっています。そのため、暗い中でも遠くからはっきり見えるように、ブリンクフープには視認性に優れた緑色LEDを採用しています。

標準電波(JJY)を受信できる場所であれば、台数に制限はありません。ブリンクフープは、時刻情報を含む標準電波(JJY)を使って点滅のタイミングを揃えています。この電波を受信できる範囲であれば、何台でもぴったり同じタイミングで光らせることが可能です。たくさん並べても、まるで1本の光のラインのように見えるのが特長です。

AMラジオや電波時計を使えば、簡単に確認できます。

【AMラジオでのチェック方法(目安)】

  1. AMラジオを一番低い周波数(530kHz付近)に合わせます。
  2. 電源を入れて、ザーザーというノイズ音を確認します。
  3. ノイズが小さいほど、標準電波(JJY)が届きやすい環境です。
  4. 逆に、ノイズが大きい場合は電波が届きにくい可能性があります。
この方法はあくまで簡易的な目安です。もっと正確に調べたいときは、電波時計を置いて、時刻が合うかどうかを確認するのがおすすめです。

はい。専用の構造用接合テープで、しっかりと固定できます。ブリンクフープに使用しているテープは、建築や建材分野でも使われている強力なものです。屋外で長期間使用しても、粘着力が落ちにくく、安心してご使用いただけます。ただし、以下のようなケースでは、テープの効果が十分に発揮されない可能性があります。
  • 貼りつけ面がデコボコしている場合
  • テープを貼れる平らな部分が小さすぎる場合(直径68mmより小さい場合)
このような場合は、テープだけでは固定が不十分になる恐れがあります。貼りつけ場所に不安がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。
Videos

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ブリンクフープ動画サムネイル

ブリンクフープ 製品紹介

Sample

ブリンクフープの均一発光を、まずはお試しください!当社では、法人様向けにブリンクフープのサンプル貸出を行っております。実際に製品を手にとって、その明るさや耐久性をご確認いただけます。

貸出サービスの詳細
対象 法人のお客様
期間 貸出先1件につき、お届け日から2週間
送料 お届けは弊社負担、返却はご負担ください
お申し込み お電話、FAX、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください